皆さんの酵素風呂の体験後、ご感想をお伺いすると「からだがよく温まった」と、言うお話しをよく伺います。

身体が冷える冬や、冷房の中でじっと座ってお仕事をされている方には、これも効果の一つとしてあげられます。

しかし、酵素風呂の効果のおおもとは発酵にあります。

夏は、気温も高く気圧が高い季節です。

これが、酵素風呂桶内に住み着いている微生物にも影響します。

私たち人間も、実は影響を受けているんです。夏は活動的になりやすい季節で、冬と比べると出かけることが多いと思います。

自律神経、という言葉をよく耳にすると思いますが、私たちの内臓や筋肉も含めて、この自律神経が身体をコントロール・調整しています。

自律神経のコントロールタワーは脳の中にあります。 

自律神経には2種類あり、交感神経と副交感神経の2つの神経が、お互いバランスをとりながら身体を調整しています。

交換神経→活動型の神経で日中強く働く

副交感神経→休息型の神経で夕方から夜に働く

これが身体をコントロールしているわけです。 

例をあげると、交感神経は心臓や肺の活動力を高め、全身の細胞に酸素を多く届けようと、その働きを高めます。

そうなると逆に胃腸は、交感神経の影響で、食べ物を消化することに関する働きは、ゆるく作用します。

胃腸の活動は、副交感神経により働きが高まり、交感神経優位の時に低下します。

私たち人間も、実は季節によりその影響を受けており、夏は気温と気圧が高く、また太陽光線の影響により、交感神経が優位に働く季節なのです。

それにより夏は活動的となり、逆に胃腸の機能が低下しやすく、食欲などが低下して夏バテを起こしたりするのです。

酵素風呂の微生物も同様で、夏はその活動力が高まり、微生物による発酵が高まります。

これにより、発酵のエネルギーに変化が起こってくるのです。

✳︎ 長文になりますので、次回に続きます