前回からの続きです。

酵素風呂からは、マイナスイオンが多量に放出されています。

マイナスイオンと言えば、豊かな自然の森の中や滝の前などにたくさん発生しています。

しかし、発酵によるマイナスイオンはそれらの比ではなく、強く発生しています。

マイナスイオンは、学問的には水の分子がマイナスの電子を帯びている状態の事を言うようです。

マイナスイオンは、精神のリラクゼーションや傷ついた細胞の修復力を高める作用があることが知られています。

酵素風呂は、冬場より夏の方が発酵が高まるために、結果的にこのマイナスイオンが多く放たれています。

これが身体内部まで到達し、マイナスイオンの影響で身体内部がマイナスイオン化します。

マイナスイオンはマイナス電子を抱えた水と説明しましたが、それにより体内が電気的にマイナスになります。

このマイナスの環境は体内で発生する活性酸素も消去してくれ、細胞内部の劣化を防いでくれます。

身体の法則にて、身体内部がマイナスイオン化すると、外部に当たる皮膚表面は電気的にプラスの電気を帯びます。 

これにて身体内部と外部の電気的力関係を調和しているのです。

本題から少しずれますが、健康力が高い方は体内が電気的にマイナスになっており、病気や老化にもなりにくい体内環境となっています。

逆に、あまり健康的でない生活をしている方は、体内は電気的にプラスになっています。

話を元に戻すと、体内が強くマイナスとなると、皮膚表面は電気的にプラスになるとお話ししましたが、そうなると、今度は空気中のマイナスイオンを引き付ける作用が生まれます。

この現象が起こるために、酵素風呂から出た後に、冬ほどは暑く感じず、むしろサッパリとした感覚となるのです。 

つまり、あまり暑さを感じなくなる、という事なのです。

男性であまり生活習慣がよろしくない方は、体内がプラスに傾いているために皮膚表面はマイナスとなる。 

そうなると、空気中からプラスの電気的作用があるものを引き付ける作用が強くなる。

結果的に暑い!! 冷房の温度を下げる。

と・・このようになるのではないかと推測します。

酵素風呂の、酵素風呂にしかない効果は『発酵』です。

夏は微生物が頑張って働いてくれているために、発酵が高まります。

そうすると、発酵により放出されるエネルギーの内、マイナスイオンが多量に放出されるため体内を強くマイナスイオン化される。

その結果、傷ついた細胞が修復され細胞が若返ります。元気と老化防止作用が、年間通じて最も高くなる季節が夏なのです。

ぜひ、夏の酵素風呂を味わっていただきたいと思います。