大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

前回は【 5. 食欲があり噛む力が強い 】でした

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6. 声がよく出る

元気な時は声がよく出て、そうでないときは力のない声になります。

抗がん剤治療の最中の時

心理的に不安を感じている時

消極的になっている時

意気消沈している時

心身の状態が健康でない時

会話をするにも億劫になり、なかなか声も出ないと思います。

出産時には、生まれた赤ちゃんが元気な声でなきながら生まれてきます。

犬も元気な時は大きな声で鳴きますが、病気の時は声が小さくなります。

人間も同様で、本能レベルで生命力が低下している時は、腹に力が入らず声も元気がなくなります。

声を出すということは、息を出す ということです(丹田力)。力強く息を吐けるときは、生命の息吹が充実している時。

人間は吐く息で生まれてきて、吸う息で死んでいきます。

息は心身の両面の状態を顕著に表すのです。

ご自身の声を注意して聞いてみてください。張りのある声はでていますか?何秒、声を出し続けられますか?

息を大きく吸って「あー」と大きめの声で、出し続けてみてください。

すべての息を吐ききって、何秒くらい声を出し続けられるでしょうか?

・20秒もたないようであれば、生命力の輝きが十分ではない

・30秒〜40秒くらいであれば、まずまずよい状態

さらに大きく息を吸って、また「あー」と発声します。

これを5分くらい行って、苦しくなって持たないようであれば良い状態とはいえません。

発声は、横隔膜・呼吸器・消化器などの内臓・生命力にも関係しています。自律神経・内分泌・精神の状態・呼吸にかかわる筋肉や運動量などとも関係してきます。

人間は出すことによって、生きる一歩が始まります。

精子と卵子をそれぞれの器官から出す

妊婦さんが赤ちゃんを出す

生まれてきた赤ちゃんは声を出す

吐く息を強くして、ご自身の道を力強く歩んでいってほしいと思います。