大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

頭痛、痛みで夜も眠れない、ストレスが溜まっていてしんどいと..いう方がおられました。頭で考えすぎてしまう人には、身体を動かすことをお勧めします。

嫌なことやストレスがたまっている時は、ジョギングをすると気持ちが向上していくということが判明しています。しかも、物理的な理由が存在するそうです。

東京大学のリューらの研究(2020年)では、走るときに一歩一歩、頭部に衝撃がかかることで脳から分泌される物質が活性化されることが実験で示されています。

実験では、マウスを1週間、ランニングマシンで走行させ、どのような反応を脳が示すかを調べました。1日30分ほど走らせたところ、覚醒・気分・記憶、そして自律神経調節などと関係するセロトニンの受容体が活性化されていることがわかりました。

驚くべきはその効果です。仮に1週間ジョギングを続けると、最後の運動から「72時間以上1週間まで」は効果が持続することがわかったそうです。

気分が落ち込みそうになったらジョギングをしにいく。しかも、継続すれば自律神経の調節機能も改善されて、元気な体質になっていくというわけです。

外気を吸うだけでも気分転換に良く、その効果は科学的にも実証されているのです。

走ることが苦手という方は、肥満、高血糖、高血圧など心臓血管系の罹患リスクを抑制する運動療法として注目されている「スロージョギング」をしてみてはいかがでしょうか。

スロージョギングは、歩く程度の速さでゆっくりと走るジョギングのことです。

一般的には、1分間小さな歩幅でゆっくり走りその後、30秒ゆっくりと歩く。

このセットを繰り返すだけです。

からだに負担がかかりにくいため無理なく続けられ、ウオーキングに比べてエネルギーを2倍消費するといわれています。

スロージョギングを含めた無理のない程度のジョギングなら、何かのついでにできると思います。

生活の中にジョギングを取り入れてみましょう。