大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
「酵素」というワードがよく聞かれるようになりました。
エドワード・ハウエル博士が、酵素栄養学の元祖といわれる本を出版し、日本語に翻訳され「キラーフード」が話題にもなりました。
酵素は生きていくために不可欠なもので、様々な働きをしています。
人間は食べものを取り入れ、消化して吸収・体内に必要とされるものを合成、不必要なものを分解・排泄しながら生きています。
酵素はこれらすべてにかかわっており、酵素がないと指先1本も動かせないそうです。
体内に入ってきた栄養素という「物質」「他の物資」を化学反応を起こさせることにより、新たな物質を作っていくなど大工さんのような働きを日夜担当してくれています。
酵素風呂は、この「酵素」の働きを「発酵」という分野に活用した日本独自の健康法であり美容法です。
ひのきと植物から抽出した酵素を、発酵菌を加えて、仕込みをしていきます。
そうすると時間がたつにつれ、ひのきの繊維を分解し始めます。
時間がたつと発酵熱が発生し、砂風呂のような感じで寝ながら温浴するものです。
酵素風呂はその熱で身体を温め、発汗を促すことで老廃物を排泄するということが効果の中心になっているとPRしていますし、ご利用するお客様もそのように考えていると思います。
しかし酵素風呂の効果は、その程度ではないのです。
当サロンの酵素風呂は約400種類くらいの植物原料を使用し、最高の効果を生みだすようにしています。
酵素風呂は自然の発酵菌による生命現象で熱を発生していますので、店舗によって効果はまちまちなのです。
ではなぜ70度もの熱が発生するのでしょうか?その秘密は分子レベルにあると思っています。
発酵の作用によりひのきを分解していくときに、分子レベルで振動が著しく活発化し熱が発生するのです。
ちょうど電子レンジを思い浮かべてください。マイクロ波という電磁波により食材の分子レベルに振動を与え食品そのものが熱を生み出しているのです。
酵素風呂は自然のエネルギー作用により、この原理で自らが熱を発生しています。
ただ熱を出し温めるだけならば、手間ひまかけて発酵させなくても岩盤浴のようにヒーターなどで温めればよいわけです。
しかし、それでは酵素風呂の素晴らしい効果は得られません。
発酵によりこの分子レベルに作用し、熱を発生するという事が酵素風呂の重要な部分の一つです。
発酵により、第1に酵素がさらに小さくなり増えてゆくということが、皮膚などの健康と美容に重要な働きをします。
発酵による小さくなった大量の酵素が、入浴中に皮膚浸透してきます。
発酵させていないと分子が大きいため、なかなか皮膚の深層部分まで入っていきません。
酵素風呂の発酵した酵素が皮膚に浸透し、毛穴の汚れの分解・老化した皮膚の分解などを入酵中に行ってくれます。
ですから酵素風呂に入った日は、身体を石けんなどで洗わなくても良いのです。同時に髪の毛にも作用します。
この皮膚浸透した酵素が、メラニンを分解したり、紫外線などで発生した活性酸素を消去してくれます。
したがって酵素風呂に入るということは、全身の皮膚に抗酸化作用を与え、活性酸素を消去するということです。
美肌に良いという体験談は、ここからきています。
次に体の細胞の新陳代謝も、酵素なくして始まりません。
皮膚に浸透した酵素が細胞レベルで新陳代謝を活発にし、若々しい皮膚が誕生してきます。
このような作用で、シミが取れた・乾燥肌が治った・しわが取れた という体験談が多いのです。
酵素風呂は全身美容パックのようなものです。1回の利用料が通常4,400円しますが、全身パックと考えれば安いものです。
続けて利用することで、効果を感じていただけると思います。
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