大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

当店にも乳がんの治療中の方が、何人か来られています。

乳がんの発生や増殖には、女性ホルモンのエストロゲンが重要な役割を担っており、過剰なエストロゲンは乳がんのリスクを高め、閉経により乳がんのリスクが下がるのは、卵巣から分泌されるエストロゲン濃度が下がるためです。

したがって、エストロゲンに長期間さらされている状態、すなわち初経が早かったり、出産経験がなかったり、閉経が遅い人は乳がんにかかりやすいといえます。

しかし、閉経後には副腎皮質から分泌される男性ホルモンのアンドロゲンが脂肪細胞に含まれるアロマターゼという酵素によってエストロゲンに変換されるため、女性が閉経後に肥満状態にあると、閉経後の乳がんのリスクが高まるのです。

その他、近い親族(母・姉妹・娘)に乳がんになった人がいる女性は、乳がんのリスクが2~3倍高くなります。

反対に、乳がんの予防について、エビデンス(科学的な根拠)がはっきりしているのは、身体活動と肥満防止と節酒です。

特に閉経後の乳がんの予防には適正体重(18.5<BMI<25)を維持し、定期的な運動を欠かさないことが大切です。

【 乳がん予防には 】

①太らないようにする

・甘いものを減らす

(果物の摂りすぎも果糖が含まれ、中性脂肪が上がる)

・適度な飲酒にする

・運動をする

・ある種の代謝を上げる(酵素風呂は大変効果的)

②ストレスからくる怒りのホルモン、ノルアドレナリンの分泌を抑える

・歩く

・呼吸法により自律神経などを整える

・睡眠の質をよくする

・リラクゼーションの施術を受ける

・肉類を少し控える

・動きすぎない(仕事において)