大阪堺市 自然療法サロンh o m a r e です。
◯乳がんのタイプとステージ別の再発リスク
乳がんには性質ごとに「サブタイプ」という4分類が設けられており、それぞれで治療後の再発しやすい時期が異なります。
まず多くの場合、乳がん発見時に、肺や肝臓など他の臓器に転移がなければ、手術で摘出という方法が標準治療では選ばれます。
最も再発しやすい期間が短いのが「HER2陽性型」と「トリプルネガティブ型」とされており、治療から約2年間が再発する可能性が高いという傾向があります。
一方、女性ホルモンが増殖の要因となる「ルミナルA型」、「ルミナルB型」は前述した2つのタイプと比べると増殖スピードが遅いため、治療から5年以降も再発する可能性があります。
また、治療した乳がんの病期(ステージ)によって再発率も異なり
Ⅰ期 約10%
Ⅱ期 15%
Ⅲ期 30~50%
となっています。
がんが進行していない初期の方が、再発率が低くなるといえるでしょう。
国立がん研究センター東病棟のデータより。
また癌研究会有明病院によると、初再発がどこに起こりやすいかをみると
骨 29.1%
肺 19.2%
局所リンパ節 15.2%
局所皮膚 12.1%
肝 8.2%
胸膜 5.7%
遠隔リンパ節 4.5%
脳 2.6%
の順です。
当サロンでは、再発予防のポイントもご指導させていただいております。
術後は、転移リスクを減らすために、ご自身の再発予防に取り組んでいただきたいと思います。
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