大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
▪️発酵と酸化
夏の暑いときに、常温で肉や魚を放置していると、腐って食べられなくなります。空気中の酸素の影響で腐ってしまいます。
同様に、鉄でできたクギが錆びるのも、酸素による酸化現象です。酸素は物質をサビさせて、その物の機能や特性を奪い、変質させていきます。
女性が気にしている紫外線による皮膚ダメージ。これも酸素による皮膚細胞の劣化反応です。
発酵はどうでしょうか?
発酵食品の味噌は、腐らずに長く持ちます。日本酒も漬物もそう。発酵により作られた酢も、食材が腐るのを防ぎ長持ちさせます。
牛乳は腐ってきますが、発酵させたチーズは大変長持ちします。
食料調達がままならなかった昔は、食べ物を発酵させて保存するという風習が日本にはありました。先人の知恵で、発酵させると酸素による劣化を抑えて、食品が長持ちするという事を利用していたんですね。
物の酸素による酸化の劣化は、身体内でも常に起こっています。
また身体の隅々まで、呼吸により届けられる酸素も、細胞を劣化させる方向に向かわせます。
しかし細胞内部では、この酸化させる酸素から守る働きがあります。それが細胞の遺伝子により作られる「酵素」です。
体内も発酵しているようなものです。体内が良い状態で発酵していると、老化を防ぐ働きが高くなるでしょう。
若い方は、酸素による劣化を防ぐ働きが強く、年を重ねるごとに、この酸素による細胞劣化を防ぐ働きが低下していきます。
そこに細胞内部で作られる「酵素」と体内発酵力低下が関与しているものと推測します。
発酵という現象は、物質や主にたんぱく質でできた細胞を、酸素による劣化から防ぐだけでなく、劣化と反対のベクトルに向かわせる働きがあるという点です。
生命防御活動を高める働きがある、という事です。これは、生物学や食品化学・栄養学では触れられていない点です。
酵素風呂が、たぐいまれなる老化防止法であり、健康増進法であるかという理由は、この発酵によるものです。
発酵している酵素風呂に身をゆだねるということは、身体が劣化して生命防御機能が失われていくプロセスを、逆のプロセスに導いてくれるという点に素晴らしさがあります。
つまり、酸化による劣化にブレーキをかけるのではなく、逆の方向に向けてやることができ、生命防御機能を高める働きがあるという事です。
これは、ケガ・やけど・手術後の回復など、びっくりするほどの数々の体験から感じます。
老化とは、酸化による遺伝子や細胞たんぱく質損傷の修復力が低下し、生命防御力の低下により生じてくる現象が、ある一定の要因を占めていると考えます。
高齢者がコロナ感染して重症化したり、お亡くなりになられる方の割合が高くなるのも、大きな視点で考えれば、生命防御力が若い人のように高くないからだと思います。
生物の寿命には法則があり、人体を構成する細胞一つの酸素消費量が少ないほど長生きし、細胞の酸素の取り込みが多くなるにつれて寿命が短いのです。
じっとしていなくて、動き回っているハムスター。つまり、多くの酸素を消費する特性であるマウス類はとても短命で1年〜2年。しかし、のそのそ動く亀や象は、何十年と生きます。
人体にとって酸素はなくてはならないものですが、酸素を多く必要とする生物は早死になのです。話しはずれますが、呼吸をゆったりすることが大切なのです。
発酵の話しに戻ります。
発酵は、生命防御力を高めて細胞の劣化を防ぐということで、酵素風呂は、人体全体にそれが作用するという事なのです。
酸化を防ぐ作用は、抗酸化物質などのサプリが話題ですが、酵素風呂の発酵による酸化防止は、そのようなものと比較になりません。
発酵により、老化の原因の一つといわれる体内の活性酸素を、酸化還元作用にて強力に消去します。

まとめ
⚫︎細胞は酸素により劣化して腐敗していく
⚫︎老化は劣化反応と生体防御力が徐々に失われていく事でもある
⚫︎発酵はその劣化していくベクトルの反対の方向に向かわせる。つまり、細胞の秩序を
維持し生物として生きる力を高める方向に向かわせる。
⚫︎発酵により成り立っている酵素風呂は類を見ない健康法・美容法である
