大阪堺市 自然療法サロンh o m a r eです。

前回の汗とデトックスの続きです。

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汗と毒素の研究  カナダのマギル大学

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シュワルツ氏は、カナダ、マギル大学の科学社会事務局長を務めている。科学に関する都市伝説を検証する同局には、医療詐欺やエセ療法に関する問い合わせが山のように寄せられているという。そのなかには、体のデトックスをうたったものも数多い。

 では、汗の中にはどれほど有害な物質が含まれているのだろうか。

 ほとんどの汚染物質に関しては、その量はあまりにわずかで、あってもなくても変わらないと、今回の研究を率いたパスカル・インベルト氏は言う。インベルト氏は、カナダ、オタワ大学の運動生理学者で、体脂肪に蓄積する汚染物質の研究をしている。

これらの物質は「残留性有機汚染物質」と呼ばれ、農薬、難燃剤、そして現在は禁止されているもののまだ環境中に残っているポリ塩化ビフェニル(PCB)などがある。

食品や環境中に存在する「毒」と一般に考えられているが、脂肪に引き寄せられる性質があるため、大部分が水でできている汗には溶けにくい。(参考記事:「有毒物質PCBへの耐性を獲得した魚」)

インベルト氏と研究仲間が調べた結果、普通の人が1日45分間の激しい運動を行ったとしても、1日の発汗量はせいぜい2リットルほどだった。これには、運動していない平常時の発汗も含まれる。そして、それだけの汗をかいても汚染物質は0.1ナノグラム以下しか含まれていない。

 言い換えると、「普段の食生活で体内に取り込む汚染物質のうち、汗で出る量は0.02%に過ぎません」と、インベルト氏は言う。さらに運動を激しくしたとしても、0.04%程度までしか増えない。

 つまり、どんなに大量の汗をかいたとしても、その日体内に摂取した汚染物質の1%すら排出できないということだ。

別の見解.. 以下↓

毒素には体内で代謝により出る老廃物と、体外から入ってきた有害金属などがあります。体内由来の毒素の排出は主に腎臓が担い、体外由来の有害金属の排出も便が約75%、尿が約20%で、汗は約3%程度のため、汗の中には毒素はほとんど含まれていないのです。

ただし、汗をかくことで腎臓を流れる血液量が増え、毒素の排出量も増えます。また、肝臓の解毒力も上がります。つまり、汗は毒素をほとんど排出しませんが、汗をかくことで間接的にデトックスにつながっているといえるでしょう。

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このような文献がありました。