大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

サロンに坂村真民さんの詩集を置いています。愛媛県砥部町に坂村真民記念館があります。

人は何かあるときに、励まされる言葉などがそのときに応じてあるのではないかな、と思います。その人自身に置かれた状況や、年齢によっても感じ方は変わってくるでしょう。

この詩を見てこのように感じました。

人生においても、光があたらない目立たないところでも、淡々と黙々と仕事に取り組むこと。

健康であれ病気であれ、何かの目的に向かうには地味で地道なことだけれども、その小さな取り組みが大きな変化に変わっていく。

同様にからだも、細胞一つ一つが、それぞれの臓器が、自分の役割を黙々と忠実に文句も言わず機能して動かしてくれているのです。

ぜひ、ご自身のからだの声に耳を傾けてください。

【尊いのは足の裏である】坂村真民

尊いのは 頭でなく 手でなく 足の裏である 

一生人に知られず 一生きたない処と接し 

黙々として その努めを果たしてゆく 

足の裏が教えるもの 

しんみんよ 足の裏的な仕事をし 

足の裏的な人間になれ

頭から 光が出る まだまだだめ 

額から 光が出る まだまだいかん 

足の裏から 光が出る 

そのような方こそ 本当に偉い人である