大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

骨粗しょう症は、骨からカルシウムとコラーゲンが過度に流出することによって起こります。

牛乳・乳製品メーカーは、マスコミを通じて「日本人は欧米人に比べカルシウム不足だから、牛乳でカルシウムを補って骨を強くしましょう」と宣伝します。

これを信じた多くの中高年の女性がせっせと牛乳を飲んでいますが、本当に牛乳は骨を強くするのでしょうか?

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【科学的検証】 真実ではありません

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牛乳は栄養価の高い飲み物です。栄養学ではカルシウムとビタミンDを一緒に摂取すると、骨が健康になると謳われてきました。

USDA(米農務省)は、牛乳が健康を増進し、骨密度(単位面積当たりの骨量)を上昇させると主張し、1日3杯、牛乳を摂取するように勧めてきました。

さらにUSDAは、これを実践すれば、骨折に関連するアメリカの医療費を少なくとも20%削減できる、とアメリカ国民に激を飛ばしています。

もし、牛乳を飲めば骨が強くなるという主張が正しいのなら、より多くの牛乳を飲む国や地域は骨が丈夫で骨折が少ないはずです。しかし、データを見ると、その反対なのです。

1986年、この衝撃の事実をハーバード大学のマーク・ヘグステッド教授が「カルシウムと骨粗しょう症」という題名の論文で発表しました。

⚫︎牛乳を多く摂取している地域のほうが骨折が多い 

ハーバード大学のマーク・ヘグステッド教授によると、、

「アメリカ、ニュージーランド、スウェーデン、イスラエルなどのカルシウム摂取量の多い(乳製品の摂取量の多い)国は、シンガポールや香港といったカルシウム摂取量の少ない(乳製品摂取量の少ない)国に比べ、大腿骨骨折がより頻繁に発生している」ことを示した。  

しかも、大腿骨骨折は、乳製品が日常的に消費され、カルシウム摂取量が増えるほど、より頻繁に発生するとも述べています。

この報告から7年が経過した1993年、鳥取大学医学部の山本吉蔵教授のグループは、世界各地域の大腿骨骨折の発症率を報告しました。

35歳以上の人口10万人当たりの大腿骨骨折の発症率は、女性について、

ロッチェスターの230人・マルモの199人・オックスフォードの202人・オスロの351人と高いが、

日本は新潟の62人・鳥取の90人と低いのです。

注目すべきは、日本女性の大腿骨骨折の発症率は、欧米女性の3分の1以下であることです。

牛乳・乳製品の消費量が多いということは、カルシウムや動物性タンパク質の摂取量も多いことを意味し、豊かな国であることの証でもあります。

豊かな国ほど骨粗しょう症が多いということです。このことを示す論文は、これ以外にもいくつも報告されており、この結論の信頼性は高いといえます。

〈結論〉

牛乳の摂取量と骨折の関係では、毎日、牛乳を大量に飲み、乳製品をたくさん食べる欧米の高カルシウム摂取民族は、その高齢者に骨折が多い。

アジア諸国の低カルシウム摂取民族ではむしろ骨折が少ない。