大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

残暑がつづきます。朝晩と日中の温度差や夏の疲れ、、感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだ暑いこの時期の酵素風呂は、入ったあとスッキリします。

今回は「 温めることで細胞自らがつくりだすヒートショックプロテイン 」のお話しです。

細胞にも自然治癒力があります。

この自然良能効果の化学的成分が、ヒートショックプロテインと呼ばれるもの。

このヒートショックプロテインが、傷んだ皮膚細胞を修復に向けさせてくれます。

ヒートショックプロテインの代表的な働きは、損傷を受けた細胞を修復する作用があげられます。ケガや骨折などの、外科的な身体損傷にも効果を発揮してくれます。

その他には、免疫力のアップ・老化防止など、細胞の損傷に関することならばオールマイティーに働きます。

免疫力アップでは、がん細胞とリンパ球を35℃と39℃でそれぞれ培養してみるとリンパ球が、がん細胞をやっつける割合は39℃の時の方が35℃に比べて、約3倍高いことが報告されています。

このヒートショックプロテインは、身体を温めると増えるのです。 

酵素風呂に入浴すると、怪我が早く治ったり、やけど・日焼け・虫刺され・運動時の筋肉痛などに効果を発揮するのも、ヒートショックプロテインが大量に細胞で作られるからではないでしょうか。

ヒートショックプロテインは、酵素風呂に入った翌日くらいから体内の量が増加しはじめます。

そして2日目がピークとなり、その後は徐々に低下して7日目には、ほぼ以前と同様の状態となる様です。

長い間持続することはないようですので、定期的にご利用頂くことをおすすめしている理由がここにもあります。

酵素浴の桶内の温度は、60度前後でご利用いただいていますので、通常の入浴法よりも体内の各細胞からつくられるヒートショックプロテインが多く分泌される訳です。

酵素風呂は、体を温めるという効果がある温熱療法の一つですが、発酵の際に発するエネルギーにより、体内の細胞を活性化し自ら熱を発生する力を高めることができます。

これが温泉やサウナのような他の温熱療法とは違う、酵素風呂の最大の特徴です。

対処療法ではなく、根本の細胞から熱を生み出す力をつくっていきましょう。