大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
コラーゲンと美肌についてのお話しです。
①コラーゲンは皮膚真皮に存在する線維芽細胞で造られる
②コラーゲンを用いて、細胞と細胞を引き寄せる綱の様な物を造り、組織を引き締める
③肌が締まり、たるみやしわの防止となる
④結果、若返りに一定の効果がある
⑤ところが、コラーゲンは食べても分解されアミノ酸になり、コラーゲンの役割はしない。皮膚につけても真皮まで到達しない。

コラーゲン生成を細胞レベルで行うには・・
①体を温めてヒートショックプロテインを出す
②コラーゲン合成を助けるヒートショックプロテインHsp47が出る
③肌がしまる
酵素風呂を出た後に、身体が締まる現象があります。これは今、説明した作用と考えられます。
結果から推測すると、酵素風呂→ヒートショックプロテインHsp47分泌→細胞のコラーゲン合成が活発となる→身体が締まる
このようになるのではないかと推測されます。
加えて、酸化防止(抗酸化作用)や米ぬかやハーブの発酵成分・酵素・乳酸菌などの微生物と、まさにたくさんの作用がある所が、つわもの酵素風呂です。とてもすばらしいと思います。
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ネット記事より・・・抜粋
「シャペロン」とは、ポリペプチドが正しい構造に折りたたまれるのを助けるタンパク質のこと。
もともとシャペロンは、ヨーロッパの貴族の娘が貴婦人になるために部屋で着付けをしたり、化粧をしたりする介添え役を言います。
そこから、タンパク質が一人前になることを助けるタンパク質として、「分子シャペロン」と呼ぶようになりました。
【コラーゲンの生成だけに働くシャペロンを発見】
「繊維化疾患の治療」につながる世紀の大発見
永田氏:米国立がん研究所在任中に、熱によって誘導される「熱ショックタンパク(Hsp47)」を発見。
Hsp47は興味深いことにコラーゲンに特異的に結合する。私たちは、これはコラーゲン特異的な分子シャペロンであろうと考え、国際学会などでも何度も発表してきた。
ところが、当時は誰もそれを信用しなかった。なぜなら、シャペロンは色々なタンパク質を分け隔てなく助けるものだと考えられていて、コラーゲンだけに結合するはずがないと思われていた。
日本に帰ってからHsp47の遺伝子を壊す実験を行ったところ、コラーゲンだけが生成されなくなることを突き止めた。
つまり、Hsp47はコラーゲンだけに特異的に働く分子シャペロンであることを証明できたのだ。
その結果、特定のタンパク質だけに働く「基質特異的シャペロン」という新しい概念が広まることになった。
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