大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

発酵熱について・・人工的に温めた「熱」と、発酵の「熱」。同じ「熱」でも身体に与える効果が全く違うお話しです。

酵素風呂は、電気もガスも使用していません。

酵素風呂は、大体60度前後の自然発生熱にてご利用いただくのですが、何時間も利用せずに放置しておくと、最大70度くらいまで温度が上昇します。

なぜ、、人工的に温めていないのに、このように高い熱が発生するのでしょうか?

それは「 発酵熱 」にあります。

少し物理学的なお話しになり難しいですが、酵素風呂の他にはない最も特徴的な部分になるので、あえてお話しさせて頂きます。

難しいですが、ぜひ読んでみてください。

酵素風呂の中では、ヒノキの繊維や米ぬかが発酵により分解されています。

分解させるという事は、物質(分子)と物質(分子)の結合がほどける、ということです。

物理学的に、物質の最小単位は素粒子と言われています。

物質と物質(分子と分子 あるいは原子と原子)が密に結びついているのは、この二つを結びつけるエネルギーを持った素粒子の作用だと言われています。

つまり、素粒子とよばれている物が、物質と物質(分子と分子 あるいは原子と原子)を力強く、そのエネルギーでもってお互いを結びつけているのです。

「 発酵 」は、物質(分子のつながり・または原子のつながり)を分解していくわけです。

分解されて結合がほどけるという事は、大きな1つが小さな2つになり…小さな2つが、さらに小さな4つになる…という風に、細かくなっていきます。

この連鎖的分解反応により、ハグさせて結びつけていた素粒子のエネルギーが次々に解放され、それが集まり、大きな波動的エネルギーが発生します。

このエネルギー発生メカニズムを、原子力発電に例えます。

分子よりさらに小さい原子は、中性子という物質と、陽子という物質がハグしあって、原子核をつくっています。この原子核がたくさん集まったものが核燃料棒です。

原子力発電所の原子炉内部では、原子核を、この中性子という物質と、陽子という物質の結合を意図的にほどけさせるのです。これを核分裂と呼んでいます。

この2つの物質がほどけるときに素粒子のエネルギーが解放され、その連鎖反応により膨大な熱エネルギーが放出され、それを電力や動力に用いているのです。

したがって、物質と物質を結びつけている素粒子のエネルギーは、相当なエネルギーであることがご理解頂けると思います。

酵素風呂内では強い発酵が起こっているわけですが、その発酵により、ひのきパウダーや米ぬかが分解されます。

その分解によって得られた素粒子の波動的エネルギーは、桶内の資材の分子に作用し、振動させます。(空間にも作用するので、酵素浴室にいるだけで人体にも作用します)

特に水の分子には強く作用し、水を分子レベルで猛烈なスピードで強く振動させて、「分子の運動」が発生します。

ちょうど、電子レンジで考えると、なんとなくご理解いただけると思います。

電子レンジはマイクロ波という電磁波により、食品内部の水分子を振動させて運動エネルギーをおこし、それにより内部から熱を生み出しているのです。けっして熱を加えているわけではないのです。

酵素風呂の生みだす発酵熱は、このような分子レベルの原理にて得られるのです。

生命をもつ人間が、酵素風呂に入浴するということは、この波動的エネルギーの恩恵により、細胞レベルでその働きが活発になるということです。

長くなりますので、続きは次回に・・↓