大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

私が学んでいる『生体自然療法』の考え方の、食に関する一部をご紹介させて頂きます。

食に関する栄養学では「身体は水分を除くとほとんどがタンパク質で出来ている」と教えられています。したがってタンパク質をしっかりとらなければならないと..と。

タンパク源の食材としては、1番、肉や魚・乳製品などが吸収されやすいために、それらの食材を食べるといいですよ、との考え方があります。間違いではないのですが、確かに牛肉の方が植物性のタンパク質(大豆製品)より吸収率は高いのです。

本題に移ります。人間は様々な食べ物を口にしながら生きています。タンパク質だけをみてみると、一概に健康を維持していく上でタンパク価の高い動物性の食材が優れているとは言いきれないのです。

私たち人間は、実は日々一刻一刻と「劣化」してはそれに対処しながら存在しています。特にタンパク質は、その劣化が早く進む代表の栄養素です。

「劣化」という現象がリアルに理解しづらければ、「腐る」という言葉に置きかえてみてください。

牛肉や豚肉を気温30度を超える夏の時期に、冷蔵庫に保管せずに外に置いて放置していけばどうなるでしょうか..?腐ります。

人間の体温は36度前後ありますので、タンパク質は非常に腐りやすいのです。 

ところが、植物性のタンパク質である大豆製品を考えてみてください。なかなか豆は常温保存でも腐りにくいでしょう。

身体を作るタンパク源を、牛肉や牛乳などで摂取するより、大豆製品の方が、からだの腐敗が進みにくいという利点がある事が理解できると思います。

また、大豆製品を発酵させて作る味噌。味噌はなかなか腐らないですよね。発酵させると「腐る」方向に進んでいく食材を、腐りにくい方向へと変えてくれます。

発酵は、酵素や腸内細菌や栄養価が高くなるというメリットに加えて、タンパク質で出来ているからだの腐敗を防ぐ働きもあるのです。

味噌だけに限らず、納豆・お醤油・酢・お酒なども発酵食材で、なかなか腐りません。ですから発酵食材は健康に良いのです。

したがって発酵現象は、からだの劣化を防ぐ作用が高く、優れた健康法であるということが解ると思います。

動物性の食材でタンパク質を食べるより、大豆製品にて取り入れる方が、からだの劣化を防ぐ作用も高く、さらに発酵させた物が、より有益であると思います。

ただ大豆製品は、タンパク質の吸収率が低いですから、うまく動物性食材とバランスをとればいいと考えます。

発酵現象は、からだの劣化を防ぐとご紹介させて頂きました。その最大の効果を期待できるのが、実は酵素風呂なんです。

酵素風呂を定期的にご利用されている方は、年齢より若く見え、身体機能の劣化も防ぐことが出来ます。つまり若返り効果が高いと言うことです。

老化は、からだを構成するタンパク質の劣化という考え方もできます。酵素風呂は、この発酵現象により、からだの劣化(腐るということ)を防ぐ作用が強く、実はこれが酵素風呂の他にはない、最も優れた身体を温める温熱療法なんです。

良い発酵が起こっている酵素風呂の方が、その効果は高いと考えています。当店の酵素風呂は、そこを意識して高いクオリティーの発酵が起こるように、日々の仕込み作業や原材料の選定に気をつかっております。

ぜひ長い間つづけてみてください。

また食材は、常温保存にて、なかなか腐らない食材が、からだを護ってくれる働きが高いです。私たちが食べている米も、なかなか劣化しません。

野菜関係も同様に、なかなか劣化しない物がからだを護ってくれます。

【まとめ】

・動物性のタンパク質は腐りやすい

・これが身体の劣化や老化を促進する

・うまく植物性のタンパク質を増やしてバランスをとる

・発酵食材を利用してからだの劣化・老化を防ぐ

・酵素風呂は発酵現象により、すばらしい「抗老化・抗劣化作用」がある