大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
前回の続きです。
まずは「活性酸素を発生させない生活を行う」ということが大事です。
たくさん食べて動かない生活は、活性酸素によるダメージが最も深刻です。
食べ過ぎず、適度に運動することが大切です。
また、過度のストレスや睡眠不足・電磁波などがあげられます。他の活性酸素を増やす要因につきましては、シリーズ3を参照して頂きたいと思います。
少し話がずれますが、滝の前や豊かな森林の中には「マイナスイオン」が豊富であることが言われており、ご存じの方も多いと思います。
このマイナスイオンとは何かというと、水がマイナスの電子を多く抱えた状態で、プカプカ浮かんでいる空気を、マイナスイオンが多いという表現をします。
これまで説明したとおり、活性酸素はマイナス電子が家出して、本来あるところに無い状態の酸素のことを言いますので、マイナス電子を呼吸により補うことも酸化防止となります。
したがって、最近ではクーラーや空気清浄機にも、このマイナスイオンが出る電化製品もありますので、呼吸器には一定の効果があると思います。
また酵素風呂ですが、発酵によりヒノキが分解されるときに、マイナスイオンが桶から多く出ています。そのため、酵素ルームにいるだけでも、恩恵を被ることができます。
若い間は、身体が抗酸化を強力に働きかける仕組みがありますので、子どもや青年期は、活性酸素についてはそんなに気にすることはないと思います。
しかし中年期を迎えると、栄養の工夫にて植物の力を借りるよう、日々の食生活に気をつけて頂きたいと思います。
40歳代の中年期・また60歳以上の高齢にさしかかる年代の方々。20年先の老化による弊害や健康維持に、ぜひ対策をお願いしたいと思います。
活性酸素と言いましても、私が知っているだけで4種類に分けられます。
そして、活性酸素の3種類は、自身の細胞で分解してくれる仕組みがあります。
実は、これは酵素が働いて仕事をしてくれています。代表的にはSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という酵素です。
しかし、毒性の高い1つの活性酸素については、自身の力では分解することができませんので、外からに頼るしかありません。
昔から抗酸化にて代表的で、特に女性に人気のある栄養素は、ビタミンCです。
しかし、こっちの活性酸素分解には効果がありますが、別の活性酸素にはあまり作用しない…という風に単一の栄養素では、万全ではないのです。
したがって4種類の活性酸素を分解するには、体の本来持っている抗酸化作用に加えて、植物の栄養から補うことが大切になります。
次回で、このあたりのお話をしていきたいと思います。
