大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

手技療法を受けておられる方が、「いつのまにか寝てしまいます」「起きてると思ってるんだけど..」と話されることが多いです。

手技療法は、強い刺激はなく、やさしいタッチで押す、というような感じです。押されると、受けている方は意識がその部位にいき、意識が集約される。

持続的な圧を加えることで、意識がすーっと集まってきて瞑想状態になります。脳が休息してきます。一種のマインドフルネスの状態になります。

心身が一致してくるのです。

マッサージとはまた違うものになります。マッサージは「揉む」という行為で、いろんな神経が働きます。

その結果、複数の神経が刺激を受ける訳ですが、神経は脳とつながっていますので、ある部分の脳が休息しないため、表面的には「気持ちがいいな」と感じられますが、意識が鎮まらず、深いリラックスにはつながりにくいのです。

不思議と、ご病気をお持ちの方(がん)は、意識と身体が一致していないように見受けられます。身体の感覚が鈍い、ということです。

日常から五感を働かせ、身体に意識を向けるようにしてみてはいかがでしょうか。

陽射しがあたたかいな、冬の水はつめたいな、夕日をみて綺麗だな、花の香りがする、ご飯が美味しい、よく眠れた、空気が気持ちいいな…等々、難しいことではなくシンプルなことです。

「 感じる力 」は、人に外に何かを求めずとも、自分の内で幸せを感じられる。これが、人生を豊かにしてくれることだなと思います。