大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

前回の続きです。

酵素って何?①

②代謝酵素について

代謝酵素は、私たちが呼吸により取り入れた酸素と、消化によって得られた栄養から、それぞれの細胞が代謝活動を行う時に用いられる酵素のことを言います。

・肝臓は化学工場とも呼ばれていて、多くの酵素が働いています。お酒に含まれるアルコールは、肝臓で分解されるのですが、これもアルコールを分解する専任の酵素が働き解毒をしているのです。

体調がすぐれないときにアルコールを飲むと、次の日に二日酔いなどの体調不良を起こすことがありますね。

これはアルコールを分解する酵素の働きが悪い事により、その原因があると考えられます。

また肝臓は、腸から吸収された栄養を基に、身体が必要とする物をつくりだしています。

酵素は分解だけに働くのではなく、栄養と栄養を合成して、生命活動に必要なものもつくりだしています。

血液検査で肝臓の健康状態を見るのにいくつかの検査項目があります。

ALTやAST γ-GPT など..これらの検査項目は肝臓の酵素を測定した検査です。

・細胞が生きていくためには、酸素や栄養が必要です。細胞内では、これらを基に生命活動がなされています。

そして、その生命活動の結果、老廃物が生じます。この不必要になった老廃物を分解して細胞外に排出してくれるのも酵素の働きです。

酵素は体内の掃除屋さんで、酵素があればこそ、解毒作用がスムーズに働くのです。

・さらに老化の原因の一つと言われている活性酸素の無毒化も、酵素が対応しています。

・身体を動かすには筋肉が神経の命令のもとに働いています。心臓も 24時間鼓動を打ち続けていますが、これも筋肉の働きです。

冬山で遭難したとき、救助が来なければ、やがて遭難者は死を迎えることになります。これは食べないから死んでいくのではなく、体温が低下してきて、体内酵素が働かなくなり、心臓が止まってしまうからです。

酵素がなければ私たちは指先1つ動かすことは出来ません。生命を維持する事もできないのです。

このように、酵素は、命あるものが生きていくために、すべての場面にて働いてくれています。

これらの代謝の働きを担っている酵素を、代謝酵素と呼んでいます。

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次回に続きます。↓

「 酵素って何?③ 」

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