大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
前回↓の続きです。
⑤ 卵子の老化
不妊治療を受けている方はご存知だと思いますが、年齢を重ねるとともに妊娠率が低下してきます。これは「卵子の老化」によるものだそうです。
東京医科歯科大学 伊藤正則教授によって、横浜で行われた第28回日本受精着床学会のシンポジウムにて発表された内容を要約すると、
『年齢を重ねるほど妊娠成功率が下がるのは、卵子の老化によるところが大きい。その卵子の老化作用のメカニズムの一つは、活性酸素により卵母細胞が酸化し、卵子の質を低下させるため』
とあります。
人間は日々、老化しています。卵子も例外ではありません。
老化のメカニズムは年齢とともに、体内酵素が減少することが大きな要因です。体内酵素が減少すると、活性酸素などによる酸化を防ぐ力が衰え、老化が促進されます。
したがって、卵母細胞の酸化による老化を防ぐことが、質のいい卵子を得るための重要な対策です。
そのために、活性酸素などをおさえ、酸化を防止する酵素や、抗酸化作用のあるものを摂取したり、酸化を還元したりして卵母細胞の老化を防ぐことが重要です。
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