大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
サロンでは「生体自然療法」の考えを元に療法を行っています。
「生体自然療法」とは、自分の中に備わっている力、すなわち自然治癒力を引き出し、健康を取りもどす療法です。
クライアントさんには、身体感覚に意識を向けましょう、とお話しします。
簡単にいうと、身体で感じる力。
身体と意識が一致していない方は、意外と多いのです。
身体感覚は、私たち人間が生きる上で、とても重要だと思っています。身体感覚力と健康は密接だと考えます。
そんなことにも触れていた本のご紹介です。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「 歩く マジで人生が変わる習慣 」
著者 池田 光史
一部抜粋
・(歩く実験の研究結果)
屋外の中でも、人工的な都市の中を歩くより、「自然の中」を歩くともっといい
都市歩行よりも森林歩行をした人の方が、ストレスが低下。また、脳の前頭前野活動も鎮静化した。
・現代人の脳は、むしろ常に強い覚醒・ストレス状態にあり、「そもそも働きすぎている」
・そうした現代人が自然に触れると、人としての本来あるべき姿に戻るのだ
・本来は脳はリラックスさせることの方が求められている
・普段、人間は複雑なことを考え、頭が主導権を握っている。しかし、山を歩くと全身を使い、身体優位へとシフトすることで「日頃、余裕のなかった頭が空っぽになるのです」。
・それは「脳が働く」というよりは脳がクリアになることで、思考がすーっと整理されるということかもしれない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
森林や山の中を歩くと、道は多様な形状であり、どこに足を置こうか考えたり、石や岩の感覚、風や木々の葉が擦れる音、光や影、水の流れる音、鳥の声、匂い。
天候をみたり、空腹を感じたり。
日常では使わない動きや筋肉を使う。
目線を変えると見える景色も変化する。
自然の中で五感は総動員にとぎすまされる。
そして脳幹力もつく。
これらは、身体で感じるものです。
歩くことは健康に良い、ただそれだけではない人間の原点の話しにつながると感じました。
※脳幹とは…中脳・橋・延髄・間脳にわかれている。生きるため(意識、呼吸、循環)の働きをコントロールしている
【関連記事】
▪️生体自然療法とは
▪️歩く効能