大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

サロンでは「生体自然療法」の考えを元に療法を行っています。

「生体自然療法」とは、自分の中に備わっている力、すなわち自然治癒力を引き出し、健康を取りもどす療法です。

クライアントさんには、身体感覚に意識を向けましょう、とお話しします。

簡単にいうと、身体で感じる力。

身体と意識が一致していない方は、意外と多いのです。

身体感覚は、私たち人間が生きる上で、とても重要だと思っています。身体感覚力と健康は密接だと考えます。

そんなことにも触れていた本のご紹介です。

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「 歩く マジで人生が変わる習慣 」

著者  池田 光史

一部抜粋

・(歩く実験の研究結果)

屋外の中でも、人工的な都市の中を歩くより、「自然の中」を歩くともっといい

都市歩行よりも森林歩行をした人の方が、ストレスが低下。また、脳の前頭前野活動も鎮静化した。

・現代人の脳は、むしろ常に強い覚醒・ストレス状態にあり、「そもそも働きすぎている」

・そうした現代人が自然に触れると、人としての本来あるべき姿に戻るのだ

・本来は脳はリラックスさせることの方が求められている

・普段、人間は複雑なことを考え、頭が主導権を握っている。しかし、山を歩くと全身を使い、身体優位へとシフトすることで「日頃、余裕のなかった頭が空っぽになるのです」。

・それは「脳が働く」というよりは脳がクリアになることで、思考がすーっと整理されるということかもしれない。

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森林や山の中を歩くと、道は多様な形状であり、どこに足を置こうか考えたり、石や岩の感覚、風や木々の葉が擦れる音、光や影、水の流れる音、鳥の声、匂い。

天候をみたり、空腹を感じたり。

日常では使わない動きや筋肉を使う。

目線を変えると見える景色も変化する。

自然の中で五感は総動員にとぎすまされる。

そして脳幹力もつく。

これらは、身体で感じるものです。

歩くことは健康に良い、ただそれだけではない人間の原点の話しにつながると感じました。

※脳幹とは…中脳・橋・延髄・間脳にわかれている。生きるため(意識、呼吸、循環)の働きをコントロールしている

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