大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。

前回、抗酸化作用とルイボスティーについてお話ししましたが、年齢に負けない身体づくりのエイジングケアは、抗酸化に加えて【 抗糖化 】が非常に重要です。

【前回の記事】

今回は、【 抗糖化 】についてお話しさせていただきます。

砂糖の多い菓子類や、炭水化物(米や小麦製品など)をたくさん食べると「太る!」と意識している方も多いと思います。

炭水化物などの過剰な飲食は、いくつかの健康を損なう弊害がありますが、その一つが「糖化」と言われる現象です。

実は、お肌の「たるみやくすみ」にも大きく関わっています。

糖化とは、、、

意識するしないにかかわらず、私たちは毎日何かを食べて生きています。たんぱく質や脂肪などは、消化されたあと腸から吸収され、一旦肝臓へと送られます。

しかし炭水化物に含まれる糖は、腸から直接血管の中に取り込まれ、すぐに全身をめぐっていきます。

この血液の中に、どれだけの糖があるのかを調べる検査が血糖値検査です。

したがって、食後は血糖値は高くなるのが普通です。

糖化とは、この血液の中を流れる糖が、たんぱく質や脂肪にくっついた状態を糖化と言い、身体を形作っている一つ一つの細胞が変質したり劣化したりします。 

これが皮膚の奥で起こると「たるみやくすみ」の大きな原因となります。

脳で起こると脳の老化を促進して、ひどくなると認知症の原因となることも医学会では指摘されています。糖化は身体のいたるところで起こるものです。

イメージしやすいのが、パンは小麦でできていますが、熱を加え焼くと「茶色」に「コゲ」ができます。人間にも体温があるので、焼くほどは顕著に「コゲ」はしませんが、同様の現象が起こるのです。

糖化された細胞の組織は、なかなか体内で通常は分解されにくく、どんどん溜まっていくのです。そして老化促進・身体の機能低下・生活習慣病リスクの高まりへと、徐々に進んでいきます。

糖化を防止するには、炭水化物の摂りすぎが大きな原因です。

しかしその他にも、お弁当や冷凍食品などの加工食品・ポテトチップスなどの菓子類・摂りすぎると様々な健康リスクに繋がると言われている、トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやファーストフード。

これらには注意が必要です。

中高年の方で健康診断を受けていらっしゃる方も多いと思いますが、その中にHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という項目があります。 

実は、これは赤血球に糖がくっついて糖化している状態を数値化したものなんです。

通常は糖尿病の検査に該当しますが、糖尿病の検査ですと6未満を基準値としているところが多いですが、仮に5.7の基準値以内の数値だとしても、「糖化」という観点から言いますと少し進んでいるのではないでしょうか。

たまに4台の方がいらっしゃり素晴らしいのですが、ほとんどの方は5台です。糖化という現象を考えるなら、5.4以下に抑えられるように生活習慣を改善していただきたいものです。

前段階の説明が長くなりましたが、糖化を改善するのに効果を発揮するのがルイボスティーでもあるのです。 

ルイボスティーには、糖化を分解する作用が期待できるというのです。

同志社大学糖化ストレス研究センターの、八木教授の研究から紹介させていただきました。 

そのほかに、ドクダミ茶も抗糖化作用があるようです。

ルイボスティーには強力な抗酸化作用に加えて、抗糖化作用もありますので、日々の健康管理に役立てていただきたいと思います。

スキンケア製品は外からのケアとなりますが、身体の中からエイジングケアに取り組む方が重要だと考えています。

※ 当店のルイボスティーは、定価3.000円のところ1,980円で販売しております。