大阪堺市 自然療法サロン h o m a r e です。
岡山大学などの研究により、乳がんと交感神経の関係が発表されています。
自律神経の一方の交感神経過剰が、乳がんを悪化させるという内容です。
ここで、安直に「 心理的ストレスが交感神経を過剰興奮させ、乳がんを悪化させる 」、とだけ読み取っては、肝心のことが理解できません。
自律神経の全体的コントロールタワーは、脳です。
しかし、脳を介せず局所的交感神経過剰興奮、という現象が存在することを、多くの方が見落としているわけです。
報告内容は乳がん組織内の交感神経、と報告されています。
おそらく局所的患部における交感神経過剰興奮が、腫瘍組織を大きくさせるという事だと理解しています。
この局所的交感神経過剰の状態を知るには、乳がんの場合は肋骨だと推測。
経験上、肋骨の3番〜5番までの可動性が悪く硬い方がほとんどです。
そこで、局所的療法として、手技療法が有効だというわけです。
交感神経と筋肉や骨格系も連動していることがうかがい知れます。
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以下、研究報告の一部抜粋
・自律神経が乳がんの増大に伴って乳がん組織内に入り込み、がんの増殖や転移に強い影響を及ぼすことを発見
・ヒト乳がん組織解析により、交感神経密度の高い患者群は、交感神経密度の低い患者群に比べて予後不良であることを発見
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